2006年03月31日

競争上の地位に変更のない業界再編では意味がない

第一三共がアステラス製薬の大衆薬子会社「ゼファーマ」を買収に(YOMIURI ONLINE)

あれっ、確か大正製薬が買収することに決まっていたはずではなかったでしょうか。
そういう報道がありました。

それが一転して、第一三共になったようです。

大正製薬に決まりかけたが、ゼファーマ従業員の間に、企業風土が違う大正に対する抵抗感が強いため、そうした事情にも配慮したということのようです。

難しいねぇ。

確かに従業員が乗り気でないと、なかなかうまくはいかないとは思いますが、第一三共はこの買収によっても大衆薬部門で、まだ大正製薬、武田薬品工業に次ぐ3位くらいにしかならないみたい。

ゼファーマとしてはトップ企業と一緒になった方がメリットがあることも大きかったのではなかろうか。

まだまだ大衆薬業界の再編が続くでしょうね。

だって、競争上の地位が変わらないなら、再編の意味がないじゃない。
これまでと同じマーケティングをするなら、別に無理に合併することもないですから。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060331i102.htm

2006年03月30日

ヒット商品は予期せぬところで生まれるんだよね

ロサンゼルスの50万人のデモの動員はスペイン語ラジオ(asahi.com)

米国・ロサンゼルスで不法移民取締法案に反対するデモが、50万人という大変な規模になったことから、その動員の秘密が話題になっているそうです。

もともとの主催者の予想は数万人程度。
50万人に膨れ上がったのは、スペイン語ラジオ局のDJの協力のおかげだそうです。
ラジオでの呼びかけがとてもよく伝わったらしい。

ところが英語のメディアにはほとんど事前の報道がなかったため、かなりの驚きをもって迎えられたということです。

情報の伝播は、時々、こうした爆発を起こします。

伝わる時には、急速に伝わるメカニズムが社会には埋め込まれているらしい。

だからといって、自分にとって都合よくできるわけでもない。
コントロールできたら苦労は要らない。

自分にできるのは、人に伝わったときに本当に納得してもらえるものを最初から努力しておくことだけではないかと思います。

その方が実はとても難しいことかもしれませんが・・・。

http://www.asahi.com/international/update/0330/013.html

2006年03月29日

銀座でつくれば、なんでも高級ブランドになるのさ

「銀座特産」のハチミツづくりのプロジェクト(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

東京・銀座の紙パルプ会館というビルの屋上に3万匹のミツバチの巣箱が置かれているそうです。

設置したのが銀座の街づくりや食文化を考える市民団体。
千代田区の社民党本部屋上で飼われていたことがきっかけで、パリのオペラ座の屋上でつくったハチミツがブランドとして定着していることを参考にしたそうです。

つまり、新たな「銀座のはちみつ」ブランドを作ろうというもの。

すでに、
・銀座特製のカクテルやケーキ作りに生かす
というアイデアがあるそうで、間違いなく希少性の高いブランドとして認知されるでしょう。

銀座とミツバチ、日本一の繁華街の中の自然、といった組み合わせも話題性には十分です。

こんな遊びの発想がないと、付加価値の高いブランドは生まれないと思います。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060329dde041040046000c.html

2006年03月28日

農業特区でつくっても、東京で売れなきゃね。

農業特区で飼育された「隠岐牛」が東京で初競り(asahi.com)

農業特区で農業法人以外の農業参入が認められ、地元の建設業者が設立したところの初出荷です。

広い農地に放牧して育った健康な肉質は「松坂牛に負けない品質」と評価され、高値で取引されたようです。

きちんと人手をかけ、コストをかけ、まじめに育成すればいい肉牛を育てること自体は難しいことではないのでしょう。
どこの自治体でも農業試験場など、栽培法や育成法をよく研究し、広く普及を図っています。

問題はそうした「いいもの」をきちんと評価してもらえるかどうか。
きちんと見合った価格で買ってもらえるかどうか、ということに尽きてきます。

それができるようになって初めて、農畜産物のブランド化が可能になるのでしょう。

で、それができるマーケットは、なんと言っても東京です。

東京で売れる仕組みをつくれるかどうかが決め手になるでしょう。

http://www.asahi.com/business/update/0328/089.html

2006年03月27日

高級ブランドも自らネットショップをやる時代に

ルイ・ヴィトンが来年からオンラインショッピングを開始(YOMIURI ONLINE)

あのルイ・ヴィトンが公式サイトでネットショッピングです。

欧州の主要な高級ブランドで日本でオンライン販売を本格展開するのは初めてだそうです。
ただし、「ティファニー」や「ハンティング・ワールド」といった米国のブランドはすでに日本でネット販売を始めています。

これまではイメージを損ねないかという懸念から、ネット販売には慎重だったそうですが、一方で、他のネットショップがそのブランドを扱うことは規制できるわけではなく、それならむしろ自ら販売してしまった方がいいという考え方に傾いてきているというのが解説です。

「責任を持って販売する」ということが高級ブランドを形成する必要条件と考えれば、ネットだからといって避けて通ることはむしろありえないことです。

少なくとも情報収集にはネットが不可欠になっている現実を見れば、サイトで情報提供はしながら販売は他のショップでなければならないという不便なカタチのままに放置しておくより、自らの責任でネットショップを開設することの方がブランドイメージを保持していくことができるでしょう。

高級ブランドでもネット販売にのる時代です。

リアルな店舗にとっても間違いなくプラスの影響の方が大きいでしょう。
どのような商品を扱う業種にとってもネットショッピングは不可欠な時代になっています。

日本の場合は、モバイルショップを追加する方が有効な場合も多いと思いますがね。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060327it06.htm

2006年03月26日

任天堂の今の戦略は、マイクロソフトとソニーに勝ち抜けると思う

任天堂が開発中の次世代ゲーム機で他社の過去のゲームソフトを楽しめるようにする計画(asahi.com)

セガが88年に発売したゲーム機用のソフトやNECとハドソンが共同開発した87年発売のゲーム機のソフトです。

どちらのゲーム機もすでに撤退していますから、楽しむことはほとんど期待できないものになっています。
それを次世代ゲーム機で復活させようという計画です。

ゲーム機の中身はコンピュータともいえますから、ハードの進化によって「世代交代」が起きてきました。
今は次の世代交代の時期が迫っている時期です。

Xboxは360になっており、プレイステーションは3を開発中です。
どちらもが大変な高機能となっており、PS3は昔のスーパーコンピュータと同等だそうです。
そうした高機能を生かすソフト開発がネックになるのではないかということまで言われています。

任天堂もハードはかなりの高機能なものになるはずです。
ところが、任天堂はあくまでも「ゲーム機」として勝負しようという戦略を選んだみたいです。

その一つの方向が、新しいハードで古いゲームを取り込もうという作戦です。

コンピュータの世界では「エミュレーション」と呼ばれる作業ですよね。
あるハード向けに設計されたソフトを設計の異なるハードで動くようにすることがエミュレーションで、今回は高機能の次世代ゲーム機で、古い他社のゲームソフトを動くようにしてしまおうというものです。

「女性や高齢者も取り込む」というのが開発思想で、それはすでにニンテンドーDSで大成功していますから、自信を持っての戦略発表でしょう。

確かに昔のゲームができるなら、一度、触ってみようかという気持ちにもなるでしょうね。

ただやはり古いゲームのエミュレーション機能だけでは難しいと思います。

DSの「脳トレ」のような新しいけど、簡単で面白い、というものが生まれるのか、とても楽しみなアプローチです。

http://www.asahi.com/business/update/0326/003.html

2006年03月25日

東京の新観光名所が2010年にできる

「新東京タワー」が都内墨田・台東地区に決定(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

「新東京タワー」の場所が決まりました。

高さが600メートルで世界一になる新しい電波塔は新たな観光名所になることが間違いないためいくつかの候補地が競っていましたが、いよいよ決まりました。

500億の建設費がかかるために、放送局はその費用負担を回避したい気持ちが強かったのではないかと思いますが、薄型テレビ需要の盛り上がりを受けて、デジタルチューナーがすでに普及率が上昇し、デジタル放送機器の普及が間違いなくなってきたため、安心して建設地を決めることができるようになってきた感じです。

すでにデジタル放送への切り替えの時期は2011年と決まっていますから、建設期間を考えると、ぎりぎりのスケジュールになるのかしら・・・?

完成予定は2010年末です。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060326k0000m040067000c.html

2006年03月24日

オーロラ観光は日本語が通じるようです

アラスカのオーロラ観光は日本人に大人気(asahi.com)

米国アラスカ州のフェアバンクスがオーロラ観光のメッカのようです。
夏は白夜で鑑賞には不向きで、2月から4月が天候が安定してベストシーズンのようです。

で、3月末から4月にかけて日本人が大挙押し寄せることになり、オーロラ見物の9割が日本人になり、人口3万人の街に1万人以上が訪れるということです。

オーロラは実に見てみたいです。
いつかは必ず行くつもりです。

日本人は同じように思うようです。

なぜ日本人に受けるのでしょうか。

ホノルルマラソンがなぜ受けるのか、それはハワイで行われるフルマラソンだから、という要素がとても大きいと思います。

オーロラは?

アラスカの魅力の要素はそれほど大きいとは思われません。
アラスカというより、「極地」に対するイメージがあるんではないでしょうか。

南極観測隊の報道などから、そうしたロマンへの憧れがうまれているのではなかろうか。

どこかに調査結果でもころがっていないですかね。

http://www.asahi.com/science/news/SEB200603230010.html

2006年03月23日

国のレベルで商品の欠陥が公表されている飛行機

EUが危険な航空会社92社を公表して、乗り入れ禁止に(CNN.co.jp)

強烈ですよね。
危険だから乗ってはいけない航空会社があるんだ。
当局がそんなことを通知するわけです。
ほとんど絶句。

これだけ国際的な安全基準に満たない会社が多いわけです。

競争以前の問題だよね。

http://www.cnn.co.jp/business/CNN200603230006.html

2006年03月22日

勝負事は勝たなければいけない

世界一の凱旋帰国の記者会見で王監督(YOMIURI ONLINE)

今日はうんざりするくらいニュースがこれ。

王監督が「フィギュアの荒川選手が凱旋(がいせん)した時にうらやましいと思っていたが、日を置かずして、自分たちもそのような熱烈な歓迎を受けるとは思っていなかった。やはり勝負事は、勝たなければいけないなと感じている」と。

プロセスも大事。
でも、それを最終的に結果に結び付けないといけないです。

仕事を面白くすることはとても大事。
でも、結果を出せなければ、ビジネスじゃない。

やはり、仕事も「勝負事」の要素が大きいです。

http://www.yomiuri.co.jp/sports/wbc06/news/20060322ie27.htm

2006年03月21日

大リーグの魅力を広めたWBCの日本の優勝

WBCで日本が優勝したのは日本野球の総合力を証明する優勝(YOMIURI ONLINE)

日本が優勝です。
何といっても準決勝の韓国戦の盛り上がりがありましたから、その勢いで決勝も勝ってしまいました。
「世界一」というタイトルはとても魅力的です。

この大会実はアメリカの大リーグの海外市場開拓のプロモーションキャンペーンです。
ですから、日本のプロ野球も大リーグの選手たちも積極的に賛同していなかったようです。

ですが、やはり試合になるとがんばってしまいました。
それがプレーヤーとしての当然の行動でしょう。

「日本野球が世界最高」なのだといっても、やはり舞台としては大リーグが一番の舞台であるということが明らかです。

米国もプエルトリコも韓国も主力は大リーガーでした。キューバも社会体制の違いが無ければ多くの選手が大リーグで活躍しているでしょう。
そして日本でもチームを引っ張ったのは日本人大リーガーです。

こうなると、活躍した日本の投手や野手は、日本のプロ野球より大リーグに挑戦したくなりますよ。

いい選手ほど大リーグに行きたくなる。

ということは、日本が優勝したことは、日本のプロ野球にとっては魅力を失う方向に強く踏み出してしまったということではなかろうか。
この流れは止めようのないことです。

一聴衆としては、日本のプロ野球より面白そうな大リーグの試合をもっと気軽に見られるようにしてくれればいいことだし、間違いなくそうなっていくんでしょうね。

http://www.yomiuri.co.jp/sports/wbc06/news/20060321it11.htm

2006年03月20日

コンビニエンスストアは当たり前の業態になっている

コンビニエンスストアの既存店売上高が1年7ヵ月連続で前年比マイナス(asahi.com)

日本フランチャイズチェーン協会に加盟するコンビニエンスストア11社の数字です。
前年同月比2.4%の減少。

来店客数は1745万人で0.1%増えたものの、平均単価が578.4円と2.1%減少して全体で1年7ヵ月連続の減少ということです。

・2月中旬以降の寒さや、
・昨年9月のハイウェイカードの販売終了
が主な原因らしいです。

コンビニエンスストアは新商品開発で品揃えを増やすことで売り上げ増加に大きく寄与していたはずですが、売れなくなった商品が出てくることはそれはやはり響くでしょう。

一方で、既存店の前年割れが長く続くという状況はコンビニエンスという業態が完全に日本の社会の中で成熟してしまったことでしょう。

それでも成長を続けていこうとするなら、新しい業態へ挑戦するか、既存の業態内での競争力をよりつけていくかのどちらかになります。

それぞれの会社が主体的に選択する問題ですが、いずれにしても業態内競争力をつける努力は怠ることができないでしょう。

http://www.asahi.com/business/update/0320/103.html

投稿者 kagami : 23:21 | トラックバック

2006年03月19日

外食のおいしいメニューを宅配サービスすれば、ビッグビジネス

モスバーガーが店舗からの宅配を本格展開へ(YOMIURI ONLINE)

店舗まで出かけにくい高齢者や乳幼児を抱えた母親、都市部でのオフィス需要を見込んで、商品の宅配サービスを始めます。

・メニューは店頭のメニュー(特別なメニューは用意しない)
・保温性の高い運搬用ボックスを開発
・配達エリアは1.5キロ以内
・配達料は1回200円
・配達員はできるだけベテラン従業員(店の広告塔役)
こんな内容です。

正直、外食店が宅配サービスをするのはかなり難しいのが実情です。
店舗の運営と宅配の運営は大きく異なり、これまでの店の運営のままで宅配のサービスを始めるのに無理があることが多いからです。

実際にモスバーガーもピザチェーンと提携して宅配を始めましたが、結局、提携を解消しています。
そりゃ、うまくいかないでしょう。

それでも独自に宅配を始めようというわけです。
実験の結果、宅配を始めると1割前後の売り上げ増加が見込める、というのが最大の理由のようです。

外食店舗は物販とは異なり、その店である時間を過ごしてもらうというサービス業ですから、どうしてもキャパシティが決まってきます。
ファーストフードはそれを物販的なサービスにすることで、大きく売り上げを上げたわけですが、店舗という限界を超えられるわけではありません。
店舗の限界を超える方法論として、宅配のような無店舗サービスを始めようというのは、考え方としては至極自然のことです。

しかし、問題は顧客から見て価値が生まれるのか、と考えると、やはりなかなか厳しい。

モスの場合、最大のネックは「1回200円」・・・かなぁ。

ピザの宅配料はただ(実は料金に含まれているわけですが)です。
モスは店舗メニューの料金に追加されます。

1回200円分の意味をつけるために、保温性やらベテラン従業員やらを考えているようですが、やっぱり店で食べてもらうほうがおいしいし、ベテラン従業員は店舗においておきたい、ということになりかねません。

こんなこと指摘されなくても分かっているでしょうが・・・。

難しいからといって、手をこまぬいていても仕方ありませんから、挑戦する事に関しては大いに評価します。

ですが、解決策は別のやり方もあるような感じがします。

それができればビッグビジネスになるのではなかろうか。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060319it02.htm

2006年03月18日

皇室のプレゼンテーション

世界水フォーラムで皇太子さまが「江戸と水運」について講演(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

メキシコで行われている国際会議での講演です。
約30分間のプレゼンテーション。
海外でのこうした講演は初めてのことだそうです。

内容的にも興味あるものを準備されたようですが、このプレゼンテーションに関しては、やはりリハーサルとか準備をかなりされたのでしょうね。

プレゼンテーションをする場合、実は国際的にはかなりノウハウが確立しています。

国際化している皇室の活動ですから、こうしたこともきちんとレクチャーしてくれる方がいるんでしょうね。

「プレゼンテーションの宮内庁御用達」として看板が出されたりして・・・。

http://www.mainichi-msn.co.jp/science/env/news/20060318dde041040055000c.html

2006年03月17日

顧客サービスと遠いところにある組織を変える難しさ

国への登記申請や国税申告をインターネットでの利用促進計画(YOMIURI ONLINE)

政府のIT戦略本部の計画で、最近よく行われている数値目標を設定しています。

国に対する175種類の手続きでネット利用率を10年度までに50%以上にするとしています。(04年度 ネット利用率は11%)

それでそのために、
・国税のネット申告した場合の優遇措置
・還付申告の処理期間を6週間から3週間に半減
・確定申告期間中は24時間受け付け
などをするとしています。

この目標を達成するには、申告する側からのモチベーションをあげることがまず重要です。
それには「優遇」が一番ですよね。

車のETCが急速に普及していますが、ハイカを廃止して、ETCに割引制度を一本化していることが明らかに効果があったと思います。
なんといっても「価格訴求」が一番。

実はこの目標の問題は「税務署のIT化」のほうですよね。

6週間を3週間に短縮したり、24時間受付など、顧客側がネットを利用して実質的にデータ入力などの協力をしてくれるのですから、受ける側さえ大丈夫なら、問題なく短縮できそうです。

でもそうすると、多分、これまでの慣れた仕事のやり方と大きく異なる部分が発生すると思われます。
で、多分(推測が多い)、それは税務署の仕事のミッションとはあまり関係がなさそう。

税務署のミッションは「確実に徴収する」というところにあるわけで、顧客サービスを向上させるモチベーションは少ないと思われます。

うまくやらないと、「安全第一」を忘れて、顧客サービスに走った鉄道会社、のようになってしまうかもしれません。

ネット化はぜひ進めてほしいですが、マイナス面の監視もしっかりとしてもらう必要があると思います。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060317i406.htm

2006年03月16日

複数の要因で悪い数値を出さないことが「健康」で「長生き」の条件

非喫煙者には大幅割引の保険(Sankei Web)

アリコジャパンで30代男性の保険料がほぼ半額になるというものです。

・過去2年間に喫煙していないこと
・身長と体重のバランス
・血圧
といった複数の条件をクリアしていることが必要のようです。

厚生労働省がキャンペーンしている「メタボリックシンドローム」は、健康診断で出てくる数値のそれぞれがそれほど悪くなくても、複数の数値が悪ければ、かなり気をつける必要があるという考え方を普及させようとしているものです。

アリコの保険は、逆に複数の条件がそろえば、保険料を大幅に安くできるということで、厚生労働省と保険会社は同じことの表と裏で違った表現をしているわけです。

会社も少しずつ悪くても、複数の要因が悪いと全体は非常に悪くなる、って、なるほど、そうだよなぁ。

全体的なバランスのとれた経営をしていると、非常に健全に生きていけるというのも、なるほど、そうだよなぁ。

http://www.sankei.co.jp/news/060316/kei072.htm

2006年03月15日

社内の説得力の高さで市場戦略を決めるのはおかしいんだよね

内閣府が2003年度の県民経済計算を発表(YOMIURI ONLINE)

都道府県ごとの県民所得を示すデータです。

都道府県ごとの所得格差が拡大していたというものです。
それは公共事業の削減が格差拡大の一因との分析です。

もともとのデータは内閣府のホームページに載っています。
平成15年度県民経済計算について です。

大体が、全国一律で目標が決まってしまう場合が多いですから、元気のない地方のエリア営業担当の方はつらいですよね。
事業としては成長市場に突っ込んでいくことが正解とは思いませんが、営業を担当するなら成長しているところを持ちたいものです。

だから、結局、成長市場への進出というのが社内説得力が高いんでしょうね。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060314ib28.htm

2006年03月14日

もう少し待てばプラズマテレビがとても安くなるみたい

松下電器がプラズマテレビの価格攻勢を宣言(asahi.com)

松下電器産業は37〜50インチのハイビジョン(HD)対応プラズマテレビの販売価格を引き下げ、「08年に1インチ当たり5000円」を目指すと発表しました。

1インチ5000円というのは、「42インチで21万円」 ということになります。

店頭価格では198000くらいからどれだけ切れるかということになるでしょう。

現在の半額、そして家電品が普及するきっかけの一つである、「20万円」を切ることになります。
つまり、42インチが当たり前の商品になるということです。

DVDレコーダー、薄型テレビ、そしてデジタルカメラは、つい数年前には高付加価値のデジタル家電で、家電メーカーの救世主であったのが、すでに淘汰が進み、ついにはトップメーカーが価格競争をリードするまでになっています。

価格競争が不可避ならそれにいち早く対応していく、当たり前のようでこれがなかなかできるものではありません。

http://www.asahi.com/business/update/0314/149.html

2006年03月13日

オリンピックの時に流れていた荒川選手のCM商品に注文殺到

金メダルの荒川選手の出演の効果で「金芽米」が生産計画倍増(asahi.com)

荒川選手が出演していた「金芽米」に予想を上回る反響があり、今週予定の全国販売を今月中旬に前倒しし、さらに生産計画も倍増するそうです。

金メダル獲得で知名度が一気に高まり、注文が殺到していたものの、原料確保に時間がかかり、今回の発表になったわけです。

爆発したときのマス広告の効果はすごいものがあります。

今じゃ荒川選手の出ているCMだらけって感じですが、しばらくは注目が続きそう。

でも、一番の問題はその商品自体が本当によさを認められるかです。

「原料の確保」に手間取ったことが、むしろいい方向に転ぶといいですね。

http://www.asahi.com/business/update/0313/127.html

2006年03月12日

「世代交代」のドラマに逆行しては世間から支持されない

民主党の渡部恒三国会対策委員長がメール問題の永田氏に議員辞職を促す発言(YOMIURI ONLINE)

「政治家に一番大事なのは侍の心だ。侍なら名を重んじる。(永田氏は)だまされ、気の毒な立場だが、結果として民主党、国会審議、政治の信頼に大変な迷惑をかけた。私なら辞任していた」と語った--ということです。

この組織は相当にまずいですね。

どのような組織でも「世代交代」の争いがあってこそ活性化するわけです。
ドラマも起きるのです。
プロレスなどは世代交代のドラマをつくって、何度も会場に足を運ばせるわけです。
それがうまくできない団体は倒産します。

政党だって同じでしょう。

「世代交代」のドラマは、既成の権力を握る上の世代に、新しい時代の常識を打ちたてようとする下の世代が『正論』で立ち向かう--というのが通り相場です。

この政党の場合は、上の世代が正論を吐いて、下の世代がちっぽけな権力にしがみついている、ようにしか見えない・・・。

「そうしか見えない」ということの重要性をもっと理解したほうがいいです。
誰か、きちんとアドバイスをしてあげたらどうでしょうか。

アドバイスなどしなくても分かってると言われそうですが・・・。

役不足なんでしょうかねぇ?

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060312it12.htm

2006年03月11日

きちんとユーザーの満足を得ていると危機が来て生き延びられる可能性あり

逮捕後もライブドアHP活況(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

ライブドアのポータルサイトが人気を保っているそうです。
逮捕後もむしろ増えています。

・情報提供会社は情報を提供し続けている。
・著名人のブログも継続している。
・広報のコメントは「技術力や利便性を高く評価していただいた結果」ということ。

つまり、便利でコンテンツへの魅力はあるということです。

ライブドアという会社はもう壊滅的な打撃をうけて存続は難しいと思っていましたが、結構生き延びるかもしれませんね。

ライブドアという会社は広告収入が基本であり、普通は反社会的な行為をしたと思われているような会社に広告を出そうというところはないわけです。
実際に広告掲載を打ち切ったところもたくさんあるわけですが、それでもポータルサイトとしてさらにページビューが増えている状況は、広告媒体としての魅力は増していることになります。
 
だったら、反社会的なイメージさえ払拭できれば、広告主が戻ってきて会社の復活も当然期待できます。

とりあえず、
・経営陣刷新
・社名変更
は必須の感じがしますが、すでに経営陣刷新は進んでいるけど、ポータルの社名変更はどうなんでしょ。

平気かな。

インターネットという世界は名前などお構いナシの世界ですし、技術革新が進む業界はネーミング的なブランドはどんどん捨て去って、新たに作っていくことが当たり前の世界ですからね。

家電品などあんなに広告費をかけながらあっさりネーミングを捨てます。

「ウォークマン」というブランドが、こんなにあっさりと負けてしまうしね。

ライブドアという会社がそれができれば、新ライブドア(名前は別のもの)ポータル運営会社として、生き残っていくことはできるだろうし、そこを乗り切れれば、次の展開が見えてくるだろうと思います。

http://www.asahi.com/national/update/0311/TKY200603110185.html

2006年03月10日

銀座にビルを建てられないようじゃ高級ブランドとは呼べない

ブルガリも銀座に出店を表明(YOMIURI ONLINE)

銀座は本当に世界の高級ブランドの街です。
世界のセレブの街ね。

来年の末の話なんですが、10階建ての「ブルガリ銀座タワー」は、1〜3階までが店舗でレストランやバーも入れるそうです。
こりゃ、かなりの豪華なレストランになるのかも。
少なくとも着飾っていかなならんか・・・。

銀座2丁目の交差点の角で、ティファニーとカルティエもすぐ近くにあるので、世界の宝飾ブランドのトップ3が一堂に会することになるそう。
3軒をはしごできるようになりたいもんです・・・。

ちょうどフォーブスが毎年恒例になった「世界の富豪」を載せていますが、日本はアジアで一番人数が多いんだよね。

高級ブランドにとって、銀座はどうしても店を出しておかないといけない街です。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060310i416.htm

2006年03月09日

引退したスーパースターのようなダイエーのニュース

ダイエーの単独売上高が28年ぶりに1兆円割れに(YOMIURI ONLINE)

マルエツへの加工食品などの商品供給を中止することになって、ダイエー売上高の1兆円割れが確実になっています。

要するにグループ会社への商品供給を売上高に入れて水増ししていたんですね。
店舗閉鎖の影響も大きいようです。

高度成長期に小売業日本一になった伝説のスーパーですから、長くその再建の行方がニュースになってきました。

それも再生機構入りで決着してからは、いかに「昔」と決別するのかが--するしかないんですが--経営のテーマになっているようです。

もうこれからダイエーの動きがニュースとして取り上げられることはほとんどなくなっていきそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060309i515.htm

2006年03月08日

たとえ小さな「会社」でも伸びることで注目を集められます

オリンピックで人気が出たカーリングの日本選手権大会に観客多数(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

青森で行われている大会に立ち見がでる人気だそうです。
トリノオリンピックで競技そのものの認知が広がったうえに、オリンピック出場チームが出場することで、一目みたいという人が集まったのでしょう。

オリンピックでメダルをとれなかった理由は長野オリンピックの遺産を食いつぶしたということでした。
要するに冬季オリンピックの種目は人気が低く、スポンサーもつきにくく、したがって選手のレベルも維持、向上させていくことが難しくなっているわけです。

これまでほとんど知られていなかったカーリング競技は、この千載一遇ともいえるチャンスを生かさないといけません。

「プロモーション」をしっかりとしないと。

実際にはそもそも客席が250しかない会場です。
そこに330人の観客。
立ち見が出たといっても、ねぇ。

一過性の要素をいかに中長期の活性化につなげるか。

やはり成果(世界的レベルでの競争力)を出していく、ということが最大のプロモーションでしょう。

次の「世界大会」できちんと結果を出せることを祈ってます。

http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/news/20060309k0000m050090000c.html

2006年03月07日

農産物生産者の皆さん、マーケティングが求められていますよ!

「消費者のニーズに応じて売れるものを作っていかなければならない」というアンケート結果(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

農林水産省が実施した農産物に関しての消費者意識アンケートの結果です。
「消費者のニーズに応じて売れるものを作っていかなければならない」というのは農林水産省の解釈です。

1)「できるだけ国産農産物を購入しようと意識している」 70.7%
2)「どちらかというと国産」                   26.1%
3)「国産か輸入か意識しない」                 2.6%
4)「どちらかというと輸入農産物」               0.2%

国産農産物の購入意向を持つ人の割合は、1)+2)で合計96.8%もあるわけです。

輸入農産物と比べ国産が優れていると思うかを聞いた質問では、
・「安全性」        98.8%
・「旬や鮮度」      98・0%
といった項目で圧倒的に国産の評価が高く出ています。

一方で、「価格」は
・「国産が劣っている」 65.3%
です。

国産農産物は「いいものである」と思われていて、購入したいと思われているのに、なぜ売れない?

価格が問題と分かっているわけです。


努力すべきポイントは簡単でしょ。

1.価格を下げる。
2.高くても買ってもらえるようにする。

どっちにする?

まずはそれを決めなきゃ。

それから、どう実現する?

今できていないからといって、これからできないわけじゃない。
あなたができていないからといっても、すでにできているところもある。

実現するのが「マーケティング力」なんです。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060308k0000m020027000c.html

投稿者 kagami : 23:55

2006年03月06日

まだまだ伸びる「トクホ」市場

「トクホ」の市場規模が6299億円に拡大(Sankei Web)

「トクホ」とは特定保健用食品の略称、通称です。
効能をうたえる「健康食品」として1993年に登場しました。

最初は伸び悩みましたが、その後は順調に市場を拡大し、とうとう6299億円という市場規模にまで到達してきました。
日本健康・栄養食品協会が行った2005年の推計です。
調査を始めた1997年から8年間で4.8倍という急成長です。

2年に1回調査されており、03年の前回調査に比較すると「脂肪がつきにくい」「コレステロールの吸収を抑える」といったものがよく伸びています。

「健康ブーム」はさらに細分化されたブームが訪れます。

最近は「脂肪」や「コレステロール」だったわけです。
というか、そうした分野に大型のヒット商品が出現しました。

正直、効能をうたえるといっても、薬ほどの効能ではありません。
またうたえる効能も定められています。

結局、マーケティング力の強い会社がきちんと売ることに成功し、その成功が全体の効能別のシェアに反映されています。

「トクホ」もマーケティング力の勝負です。

http://www.sankei.co.jp/news/060306/kei063.htm

2006年03月05日

ニンテンドーDSは新たなビジネスの土壌をつくった

本体の品薄のため、ニンテンドーDSのソフト発売延期(MSN−Mainichi INTERACTIVE)

延期されたタイトルは「漢字そのまま DS楽引辞典」と「旅の指さし会話帳」シリーズ5本です。

本体と同時に購入される可能性が高いと予想されるソフトです。

タイトルだけでどんなソフトか予想できます。
とても実用的なソフト。
ターゲットも明らかに子供じゃないですよね。

ニンテンドーDSはこうして子供じゃなく、ゲーマーじゃない人へ売れているということが理解できます。

最近流行りの「英語漬け」はパソコン用があるし、ディクテーションという学習方法は別になんら目新しいものではありません。
ところが、ニンテンドーDSのソフトとなることで、爆発的に世間に普及することになりました。

インターネットやIT、そしてニンテンドーDSなど、新たなビジネスのインフラ、新事業を行う土壌が用意されていることを強く感じます。

実はすでに行われていたり、存在したりしている事業やサービスをインターネットにもってくるだけで(もってくることはその時点ですでにそれなりの工夫が加わるということです)、すごく便利さが向上したり、付加価値がついたりするのです。

ニンテンドーDSも新しいソフトのジャンルと本体の普及がプラスのスパイラルの関係に入りました。

すごいなぁ。

でも、チャンスはもっといろいろと存在しています。

すごい時代であることを実感します。

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/computing/news/20060303org00m300078000c.html

2006年03月04日

国内産地のブランド化と流通業のプライベートブランド開発

ダイエーが食品の新プライベートブランドを発売へ(asahi.com)

全国のグループ店舗で発売するというのは「おいしくたべたい!」という加工食品の新ブランドです。
ダイエーはずっと「セービング」という低価格PBを持っていましたが、新ブランドでは国内産地にこだわった食材を使うなど付加価値の高い商品を投入するということです。

国内産地のブランド化という動きがずっと続いているわけですが、実際には産地だけの努力では難しく、一方で、安心安全な国内産地の食品を求める消費者のニーズはますますはっきりしていますから、それを流通業が結びつけるというのはいいことだと思います。

でも、国内産地にこだわるなら、国内産地を前面に出せばいいんじゃなかろうか。
ダイエーの独自ブランドにして、産地ブランドが消えてしまうような気もします。

まぁ、ブランド化といっても、さまざまなレベルで、さまざまな思いがぶつかったり、一致したりするわけであり、今回はダイエーの独自ブランドにしたほうが、ダイエーも儲かるし、ブランド化の努力として産地は苦労が少ないという判断になるのでしょう。

「ブランド化」といった時の意識のレベル合わせがとても重要な要素になってきます。

http://www.asahi.com/business/update/0304/007.html

2006年03月03日

2度目でも言い訳してる人が多いんだけどね

駒大苫小牧高校が選抜大会の出場を辞退(asahi.com)

3年生の野球部OBが飲酒・喫煙で補導されたことで、出場辞退です。
校長が「2度目は言い訳できない」と。

昨夏に不祥事がありながら優勝していた学校です。
今回は批判が厳しいと考えたのでしょう。

職員会議では、「辞退までする必要はないのではないか」との意見も出て紛糾したらしいです。
3年生といっても卒業式を終えた後のことですから、言い訳できないこともないのですが、それよりも今後、本当に二度と起きないように戒める意味合いが強いでしょう。

人間はほんとに学習が下手で、二度も三度も同じ過ちを犯してしまう人が多いんですけど、それを防ぐにはかなり強烈に考え方を変えるインパクトを持つ行動をしないとだめでしょう。

この職員たちも、「紛糾した」ということは世間の批判を甘く考えていた人も多かったということです。
校長の判断のほうが絶対に正しいと思います。
むしろ、出場辞退と校長の辞任は、ほとんど最低限に過ぎないんじゃないかしら。


ついこの前、なんだか同じようなことが国会で起こったけど、この校長先生のような人は見当たらなかったと思います。
2度目が起きると世間は感じると思います。

そうした「気分」で世の中は動いてしまうんです。

http://www.asahi.com/sports/update/0303/131.html

2006年03月02日

マーケティングにネガティブなイメージがつかないようにお願いします

ライブドアマーケティングが社名変更に踏み切る(YOMIURI ONLINE)

ライブドアグループのネット広告子会社「ライブドアマーケティング」が社名変更するようです。
ライブドア色を払拭(ふっしょく)し、企業イメージの回復を図る狙いだそうで、新社名は「イノベーションメディア」とする案が有力だそうです。

この会社を巡ってライブドア幹部が逮捕されています。
なんでもいいけど、社名に「マーケティング」がついているのはすごくいやでした。

当社の社名変更などと言っていましたが、こちらが変えなくてもあちらが変えてくれることになりました。

めでたし、めでたし。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060302i306.htm

2006年03月01日

トヨタなら高級ブランドを育てられそうだ

半年たった日本でのレクサスは見込みよりは低調(Sankei Web)

トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」が半年経ちましたが、当初見込みほどの販売台数の伸びを示していないそうです。

逆にレクサスで苦しくなるといわれていた輸入車が好調。

トヨタどうした、といったところです。

1.車種投入がまだ本命のLS(旧セルシオ)がまだ。
2.ハイブリッドもある。
3.輸入車陣営もがんばっている。
といったところが原因らしい。

ところがトヨタ首脳は「一喜一憂しない」。
米国でも定着に数年かかったとあわてる気配はありません。

正直ディーラーは苦しいはずですが、トヨタも販売店も目先の数字にこだわることなく、長期的に高級ブランドを育成すると覚悟をもって臨んでいるようです。

米国で成功した高級車ブランドと同じやり方で日本でも育つはずという強烈な自信が裏に見えます。

http://www.sankei.co.jp/news/060301/kei090.htm