東京メトロ表参道駅に商店街(Sankei Web)
紀ノ国屋が新業態の店を出したり、ヘアサロンやネイルサロンもあったりして、計26店舗の立派な商業施設です。
「エチカ表参道」って名称です。ちょっとベタな名称・・・。
エキナカはJRが先行していますが、表参道は銀座線、千代田線、半蔵門線の3線が乗り入れれて、1日13万人が乗降する場所。
さすがにどの店も集客に困ることはありえないでしょう。
考えたら、いくら東京でもこんなに恵まれた立地はそうそうあるわけではありません。
旧営団地下鉄はもったいないことをしていましたね。
http://www.sankei.co.jp/news/051130/kei064.htm
10月の完全失業率が3カ月ぶりに悪化(YOMIURI ONLINE)
総務省発表の10月の完全失業率は前月より0.3ポイント高い4.5%と3カ月ぶりに悪化です。
景気回復のニュースが多い中で、悪化した数字です。
ですが、
・リストラや定年などの「非自発的失業」は減少
・自発的失業は増加
ということで、女性を中心に条件のいい仕事を求めたり新たに求職を始めたりした人が増えたための一時的なものと分析されています。
高く跳ぶには一度膝を曲げないといけないように、雇用が回復するには一度失業率も悪くなるってことかな。
数字の読み方は短期的な変動だけで見ていてはいけないということです。
こうした前向きな数字の解釈ができる時は、数字を読むのが楽しくなりますね。
http://www.asahi.com/business/update/1129/077.html
農水省の外郭団体による「国産」梅干しの原産地調査開始(asahi.com)
全国約300の小売店で梅干しを抜き打ちで買い、「国産」表示の梅干しの原産地を調査するということです。
輸入品を原料とする梅干しを国産と偽装していないか確認するのが目的で、悪質なら業者名公表に踏み切るということです。
輸入梅を原料とする梅干しの価格は、国産の3分の1前後であり、輸入はどんどん増えています。
ところがそれを国産と偽装する輩がたくさんいる、というわけです。
逆にいえば、国産といえば3倍で売れてしまうわけだからね。
こんなことが横行しているわけです。
建物の偽装と違って罪は軽いか?
軽くないぞ。
技術的にはおおよその原産地を特定できるそうです。
どんどんやってください。
まじめに仕事をして、まじめに表示しているところは生き残りますから、心配要りません。
だめなところは淘汰されるのが、まっとうな社会です。
社会がまっとうでなければ、マーケティングも意味がないんです。
http://www.asahi.com/life/update/1128/010.html
琴欧州の大関昇進が事実上の決定に(Sankei Web)
人気がずっと低迷していた大相撲も少し復活してきたような。
何よりも「新記録、大記録、見事だ!」(小泉首相)といえる7連覇。
まさに歴史的な力士と同時代を生きているということは人気を呼ぶ要素でしょう。
しかし、復活してきた人気をより強い流れにしていくには、朝青龍のライバルが必要です。
それが琴欧州なのね。
横綱が歴史的な大記録を達成。
次代の横綱となる新進のライバルが誕生して、これで来年の大相撲は大丈夫。
しかも琴欧州は美男子ときたもんだ。
低迷期が長かっただけに、これは大事にしないといけないですよ。
http://www.sankei.co.jp/news/051127/spo051.htm
探査機はやぶさが小惑星イトカワの岩石採取に成功(MSN−Mainichi INTERACTIVE)
小惑星の試料を持ち帰るのは、世界初であり、すごいことらしい。
さらに、
・世界に誇るべき制御技術であり、宇宙開発で世界をリードできるくらいの技術。
・太陽系の起源などを探る太陽系研究の世界のリーダーになるくらいの貴重なデータが入手できる。
ということらしいです。
こうした誇るべき事実なんだから、もっと大きなニュースとして取り上げられてもいいのだろうと思います。
まぁ、なかなか理解できないですよね。
もっと分かりやすくプロモーションしてあげればいいのに・・・。
実験を進めているのはJAXA(宇宙航空研究開発機構)で、宣伝や広報の専門家がいるとは思えないですから、なかなか手が回らないのでしょうか。
NASAなどはCGなどの映像をうまく使って、夢のある話として一生懸命世間に伝えようとします。
NASAの場合は世論の支持度合いで予算獲得が決まるので、必死な感じですが、JAXAだって、世論の支持を得られなければ、予算獲得が厳しいだろうことは同じはず。
先端研究であればあるほど、世の中によりうまく伝えるということに腐心することが必要でしょうね。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/news/20051127k0000m040080000c.html
サッポロビールがキッコーマンの焼酎事業買収(asahi.com)
ビール類消費が減少するため、アルコールを多角化して収益基盤を安定させる狙いだそうです。
下手をすると収益は悪化しかねないと思います。
すでに他のビール3社は焼酎事業を手に入れています。
ビールを売っている先は焼酎も注文するところがほとんどなんだから、品揃えに焼酎も持っておいたほうがいいだろう、という考え方です。
なんといっても、焼酎は伸びているから。
しかし、これで「総合酒類メーカー」が4社になったわけです。
すべての種類で強い会社は1社もありません。
総合メーカーですから、弱い分野もそこそこの稼働率を確保する圧力がかかります。
強い分野の商品でついでに弱い分野の商品も買ってもらえる---と思いますか?
買ってくれるような酒屋さんとは付き合わないほうがいいと思いますよ。
そんなメーカーのために仕入れてくれるような店は、競争力が強いとは思えませんから。
結局、ビール4社が総合化して何が起こるかといえば、いままで以上に厳しい価格競争になるんじゃなかろうか。
http://www.asahi.com/business/update/1125/128.html
コカ・コーラがカルピスの乳酸菌入りの緑茶を販売へ(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
カルピスの乳酸菌とは花粉症予防に効果があるといわれるL−92乳酸菌です。
カルピスがヒットさせている「インターバランスL−92」という乳酸菌飲料と同量のL−92乳酸菌を含む緑茶飲料を出すということです。
同じ飲料という同カテゴリーにおける競合企業の間で、このような素材供給関係が結ばれるのは珍しいことだと思います。
花粉症の時期にそれに効果があるといわれる商品は大きく売れ行きを伸ばします。
コカ・コーラくらいのトップメーカーしては、どの時期においてもトップの品揃えをしたいわけですし、しなければいけないわけですが、効能が認められない商品では勝ち目はありません。
自社で開発すればいいのですが、簡単ではありません。
有効な成分があるなら、他社から仕入れればいいのですが、競合する同業からの仕入れというのはかなり大きな決断だったと思われます。
まぁ、それだけ「花粉症商戦」が重要になっているということでしょう。
一方で飲料業界では弱者メーカーになるカルピスにとっては、L−92乳酸菌というのは会社が存続するための「切り札」でしょう。
自分のところで製品化して売るだけではあまりにもったいない、のか、力不足なのか、素材として外販しようという戦略です。
それならトップメーカーだよね。
かくして同業種の競合メーカーが手を組むということになりました。
私が戦略的に共感するのはカルピスの方です。
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20051125k0000m020125000c.html
構造が偽装された建物でも地震保険は支払う(asahi.com)
大きな社会問題にまで発展してきた建築の構造偽装問題。
損害保険会社の見解では、「問題の物件」が仮に地震で倒壊しても地震保険は支払うということです。
地震保険は契約者に重大な過失がなければ支払われることになっており、今回は契約した入居者には過失がないから、支払われるということです。
この保険の場合はとても明快ですが、他の業者は「責任」としてはかなり微妙な状況です。
偽造を通してしまった検査会社。
建ててしまった建築会社。
販売してしまったデベロッパー。
宿泊させているホテル。
偽装に対する責任はなくても、例えばホテルは宿泊者の安全に対する責任が発生し、営業を続けるわけにはいかなくなります。
ビジネスってのは常に新たしい状況に直面するだけに、こうして新たに生まれた状況をきちんと判断していく力が必要です。
http://www.asahi.com/business/update/1123/037.html
中坊公平氏が弁護士を正式廃業(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
住宅債権回収機構の社長を務めていた時に、その経緯とキャラクター、使命感に燃えた発言で注目を集め、一時は民主党が首相候補としてかつぐなどという話まで出ていた人です。
その人が社長時代の「不適切な債権回収」の責任を取り、弁護士を廃業したというニュースです。
当時は不良債権問題のピークで、債権回収のノウハウは日本にはほとんどなかったなかで、中坊氏個人が持っていた回収ノウハウが組織として活用されたと記憶しています。
ノウハウというものはマニュアル化して誰でもができるようになるというわけではありません。
やはり、個人に残ってしまう部分が必ずあるわけです。
中坊氏のノウハウは卓越したものがあったのでしょうが、それが組織として引き継ぐまでには、「不適切」なことも起こってしまうのでしょう。
ある意味で同情できます。
しかし、不適切なものは不適切です。
責任を取るのは、やはり「責任者」しかないですよね。
中坊氏はそれが弁護士を廃業する、ということだったわけです。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20051123k0000m040102000c.html
イトーヨーカ堂がトルコ産マグロの販売を中止 (Sankei Web)
トルコが国際協定を無視して大西洋のクロマグロを大量に漁獲して、その多くを日本に輸出されているそうです。
こうした報道を受けて、イトーヨーカ堂はいち早く販売中止を決めたわけです。
日本ほどマグロが消費される国はありません。
しかもトロ信仰から、非常に高い価格で取引されています。
中でもクロマグロは最高級品になります。
売るほうからすれば確実に売れる商品はぜひ仕入れたいものです。
しかもそれが安く仕入れられるとなれば、その仕入先は引っ張りだこでしょう。
違法でも日本で売りたいという人間が出てきても不思議はありません。
それがトルコのクロマグロだったわけです。
食の安全はとても敏感に反応される、非常に重要な問題になっています。
売るものの責任として、違法の可能性があるのに、それを知りながら売り続けることは、消費者の支持を受けることはないでしょう。
イトーヨーカ堂の迅速な対応はさすがです。
トルコも大切な市場をなくさないように、必死な対応が必要ですね。
http://www.sankei.co.jp/news/051121/kei063.htm
パイオニアの会長と社長が2期連続赤字でリストラ開始の引責辞任(asahi.com)
デジタル家電の価格競争の敗者です。
プラズマテレビとDVDレコーダーに社運を賭けていたのがパイオニアです。
「社運を賭ける」決定をした人が責任を取るのは、至極当然のことだよね。
一方で、業績不振の三洋電機は、結局、誰が責任をとったのか分からないまま、経営の危機的状況が隠しおおせなくなっています。
「至極当然」のことをしたパイオニアがとても立派な会社に思えてしまいます。
http://www.asahi.com/business/update/1120/010.html
JTBが旅館の客室を買い取り仕入れで販売(NIKKEI NET)
一般的には何のことやら分からないですよね。
実は従来の旅行会社のビジネスモデルが完全に破綻しつつある、という話です。
旅行会社というのは商品の「仕入れ」がないわけです。
旅行の申し込みを受け付け、旅館に空きがあれば、それで予約して代金を支払い、旅行会社は手数料をもらうという形です。
つまり旅行会社は実態として、自分のリスクは何もないわけです。
消費者から購入代金をもらい、それが確定するまでは旅館に支払う義務はなく、確実に手数料をもらえた、というわけ。
しかし薄利ですからできるだけ多くのお客様を集める必要があり、トップになったJTBはその力でさらに確実な利益が確保できたというわけです。
しかしどんなビジネスにもリスクはあるわけで、旅行の場合は旅館側がリスクを負担していたわけです。
部屋が満室でも空いていても固定費はかかるわけです。
で、なぜJTBが「買い取り」という自らのリスクを背負うようなことを始めたかといえば、ネットの存在だそうです。
ネットを利用すれば、旅館側は広く消費者に「直接」販売ができることになったわけです。
もともと自らの販売力の乏しさから旅行会社に「卸」していたわけで、直販がうまくいくなら、旅行会社に売ってもらわなくてもよくなるわけ。少なくとも旅行会社に売れ残りを叩き売られることもなくなるのです。
旅行会社はスルーされては困ります。
それ相当のリスクを引き受けなければ、パートナーとして協力を得られなくなります。
そうして始まったのが、今回の件でしょう。
従来型のビジネスモデルを守るために、リスクを犯さざるを得なくなったわけです。
しかしまぁ、まだ少数の有力旅館の少数の部屋。
リスクは極力少なくしての仕入れです。
そのレベルのリスクテイクで従来のビジネスモデルを守ることができるならいいですが・・・。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20051119AT1D1807F18112005.html
構造計算書偽造の問題
ばかな建築士のばかな仕事のおかげで、問題が広がっています。
ホテルは営業を休止し、自治体や国は後始末に追われています。
その中で問題を起こした本人や検査機関はその広がりの中で、自分たちがなぜそんなに悪いといわれるのか、という感じでいます。
仕事に追われて、住民のことなど考えなくなっただと・・・。
あくまで、特殊な事例と信じたいです。
でもねぇ。
たしかにいろいろな業界で、問題はあるのに発覚せず、見かけ上は儲かっている業者もいてしまうのも事実でしょう。
例えばマーケティングリサーチにおいてもデータの改ざんが行われ、それが発覚した会社は厳しく責任を問われました。
ところが、アンケート回収の現場では、データの改ざんが許されないということを知っているとは思われない対応をする調査員も実際にいました。
こうしたことを見ると、あの会社だけか?と疑いたくなります。
残念ながら、マーケティングリサーチの業界も、建築の業界も著しく信頼を欠いてしまったといえるでしょう
で、業界の信頼を取り戻すために、再発防止策、云々と議論されますが、正直、まじめに仕事をし続けることしかないのではないか、目の前のお客様の信頼を得続けることしかないのではないかと思います。
「嘘をつく」ことを強要されて、それを人のせいにして、嘘をつくようなことはしてはいけない・・・。
たとえ仕事を切られたとしても当たり前の倫理を守っていくしかないんだと・・・。
私は守っていきますよ。
コンビニトップのセブン―イレブンが岐阜県に初進出(asahi.com)
コンビニ業界をずっとトップで走り続けているセブン−イレブンですが、実は全国チェーンじゃないんですよね。
岐阜県に初進出。
これで出店地域は33都道府県になるそうです。
セブン−イレブンの出店の基本がドミナント戦略。
ドミナントとは「支配的な」という意味で、ある地域に集中的に出店するという戦略です。
物流や宣伝などのコスト効率が高まり、その地域での競争を有利に勝ち抜く戦略です。
今回も明日2店舗開店し、来年2月末までに岐阜県南部に12店を出店の予定だそうです。
愚直にドミナント戦略を守り続けているので、まだまだ出店できる地域はたくさんあるわけです。
一方で、すでに全都道府県に出店済みのローソンなどは、これから中途半端にドミナントを形成しようにも、既存店との絡みもあって、結構やりにくいはず。
セブン−イレブンの同業他社に対する優位性はずっと続きそうです。
http://www.asahi.com/business/update/1117/125.html
サッポロビールが麦芽とホップの全量を契約栽培品とすると発表(NIKKEI NET)
サッポロビールは食の安全・安心への積極的な対応策として、主原料である麦芽とホップの契約栽培化を進めてきていました。
CMでもさんざん言ってきていました。
それが全量をまかなうまでになったわけです。
生産者への指導や原料選別などかなり厳しい条件をつけての契約栽培だそうです。
一つの大きなアピールになると思われます。
一方で、ビールというのは酒類の中ではきわめて、工業化・装置産業化が進んでいるものです。
その原料が契約栽培したものしか使わないということは、予想以上にヒットした商品が出たときに、急激な増産は難しくなり、せっかくの工業化・装置産業化のメリット、それは規模のメリット、を発揮しにくくしているように思われます。
サッポロビールほどの大手がそうした機会損失の危険性を分かりながら、それでも安全・安心というトレンドに賭けている---そういうことになるのでしょう。
でも、ラベルを変更する黒ラベルがヒットするかどうかは、「おいしい」かどうか、にかかっていると思いますが・・・。
安全・安心を強化するのは一つの方向として、社会的な意義は大いにあると思います。
ぜひがんばってください。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20051116AT1D1605E16112005.html
ヤフーがファン投票に基づいて新作ラーメン開発(asahi.com)
9月に好きなスープや具、ラーメンの名称を選ぶ投票を実施しており、選ばれたスープなどを組み合わせて開発したそうです。(提携している各社が作ってくれたわけですが・・・)
延べ138万表が集まっており、ヤフーは「ネット利用者が参加して作り上げたラーメン」として売り出しています。
阪神タイガースのファン投票が話題になりましたが、商品開発においてすでに「ファン投票」から生まれているんです。
これって商品開発における消費者調査のことじゃないの?
「ファン投票」というのはオープンにされていることと、結局、開発はプロと提携して行っていることで、イベントとしての役割を強くしてしまったんでしょうね。
もう一つ、ネットならではで面白いのが、ブログの口コミを利用しようとしている点。
ラーメンって語る人は語りますよね。
その語る人たちに「先行試食会」を行って、ブログに書いてもらおうという狙いです。
http://www.sankei.co.jp/news/051115/kei073.htm
新日本プロレスが株式売却してゲーム会社の子会社に(asahi.com)
アントニオが設立したプロレス団体です。
坂口征二が少し前まで会長をしていました。
坂口征二はタレントの坂口憲次の父親といったほうが世間のとおりはいいと思いますが・・・。
そこが敵対的買収を回避するために提携関係にあるゲーム会社に「ホワイトナイト」を頼んだという説明です。
まぁ、最近はそうした説明が世間的に格好がいい、ということなんでしょう。
プロレスのブログによれば、すでにずいぶんと新日本プロレスの経営が厳しいという噂が流れていました。
プロレスを見る人からすれば、東京ドームに満員の時と比べて、いかに客入りが少なくなっていたかは、経営に関心がなくとも分かってしまうことです。
実は熱心な客にはその会社の経営の好不調が分かってしまうものです。
前はよく行っていた店に久しぶりに行ってみると、店がずいぶんさびしくなっていた。
前はよく買っていた商品だが、最近はなんだか欲しくない。
よく売れていれば、その売れている秘密を探り、それを超えるような魅力あるものを作り出そうとする他社が必ず現れるわけです。
一時期人気の高かったプロレスですが、最近はK−1やプライドに人気が移っていました。
新日本プロレスも98年度の36億円から04年度は23億円に売上高が落ちていたそうです。
客の期待に応え続けることは、ほんとに難しいことです。
http://www.asahi.com/business/update/1114/101.html
2006年秋から中古住宅の実勢価格をインターネットで無料公開(YOMIURI ONLINE)
不動産業者で組織する全国の不動産流通機構が行う予定です。
現状は中古物件の価格情報は消費者側の判断材料が乏しく、「業者優位」になってしまっています。
それが逆にトラブルの元になり、中古住宅流通が発展しない一因でもあるということから、実勢価格を公表してしまおうというものです。
ホームページで、建物の種類や地域、間取り、築年数などの条件を設定すれば、該当する最近の取引の売買価格と物件の面積が、1件ずつ表示されるようにするようです。
住宅産業は人口減少を待たずに新築着工住宅が減少傾向を示しています。
大きなトレンドとしてそれが回復することはありえないでしょう。
その中で新築住宅で大きく形作られてきた住宅産業も変わらざるを得ません。
一方で不動産業は一般の消費者にやさしい産業であったとは到底いえないでしょう。
昔の不動産屋さんの光景は、探しに来たお客様に対して、いい物件を「見つけてやる」っていう感じでした。
それではもう競争に勝てるとは思えません。
両者が変化のチャンスを見つけるのは、中古住宅市場の育成、ってことにならざるをえないんでしょうね。
土地神話が崩壊したといわれながら、いまだに家を新築しても10年もたつと土地の価値しかないような時代が続いています。
「価格情報」(実勢価格)のオープン化は、業界の人が思っている以上のインパクトを与えると、私は思います。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20051113i103.htm
ピーター・ドラッカー氏死去(Sankei Web)
「あの」ピーター・ドラッカーが死去です。
95歳でした。
ドラッカーの仕事の金字塔は「現代の経営」と言われています。
1954年だって。
半世紀も前の仕事なんですね。
その人が今までほとんど第一線で活躍を続けてきていたのだから、すごい。
ご冥福をお祈りします。
http://www.sankei.co.jp/news/051112/kei056.htm
デジタル音楽プレーヤーがMD・CD携帯プレーヤーを抜く(NIKKEI NET)
2005年の国内の携帯音楽プレーヤーの出荷台数は720万台になり、メモリやHDD内蔵のデジタル機種が63.9%とMDやCDの従来機種を逆転するという調査結果です。
電気店の店頭ではとっくの昔にMDやCDの売り場は小さくなり、iPodを代表とするデジタル携帯プレーヤーに取って代わられていますから、なんの不思議もありません。
しかし、いつも驚くのは急速な主役の交代です。
つい昨年は660万台のうちの380万台が従来型だったそうですから、1年たてば別世界になっているわけです。
その交代はやはりヒット商品です。
「iPod シャッフル」とソニーの「ウォークマン」。
リーディング商品は間違いなくiPod。
ソニーが必死に追いすがっていこうとすればするほど、iPodの数字が伸びていくような気がするのですが・・・。
こうした急速な変化の中では、これまでの常識が通用しなくなる怖さと、目の前で変化が起きる面白さの両面があります。
たとえどんなに苦しいとしても、面白いと感じるようにならないといけないですね。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20051111AT1D1006810112005.html
伊勢丹が中間決算で過去最高の売上高(Sankei Web)
半期で3545億。通期予想では7400億と過去最高の見通しです。
前年比19.5%増。福岡の岩田屋を子会社化したことで500億押し上げられたそうですが、それを除いても増加しています。
全体的には大変厳しい状況が続いている百貨店業界で伊勢丹は異次元の業績となっています。
自主編集売り場づくりやブランド力を磨く努力を続けている成果がでているわけで、業界を取り巻く環境がどれほど厳しかろうが、自らがきちんと正しい努力を続けていけば、利益を確保し、成長さえも獲得できることを示しています。
環境が厳しいことをいいわけにはできない、ということです。
工夫が足りないだけです。
http://www.sankei.co.jp/news/051110/kei077.htm
東京ビルTOKIA(トキア)が東京・丸の内に11日にオープン(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
地上33階、高さ164メートルという超高層ビルがまた東京駅間近にできました。
丸ビル、オアゾについで変身する丸の内の象徴がまた一つ誕生です。
TOKIAは東京ビルの商業ゾーンで地下1階から地上3階までで、飲食店など29店舗が入ります。
また高級レストランが集められたかと思うと、お好み焼きや串揚げ料理など「大阪の味」と、九州の名物料理を中心にテナントを集めたそうです。
あれ!?
丸ビルに比べて値ごろ感のある店が中心で、、「出張中のビジネスマンにも気軽に立ち寄ってもらいたい」ということです。
さすがにもう超高級レストランを集めるのも難しくなってきたのでしょうか。
丸ビルや銀座の店との差別化?
東京駅そばという立地特性から?
実は東京には日本全国の外食名店があまたあります。
成り立つし、むしろそうした店を集めるのが、最近の流行でもあります。
まぁ、そんなところでしょうな。
やっぱり、見に行ってこなきゃ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20051110k0000m020052000c.html
女性が期待するクリスマスのプレゼント額が前年大幅増(YOMIURI ONLINE)
百貨店のプランタン銀座がホームページの女性会員に行ったアンケート調査の結果です。
プレゼントに期待するクリスマスプレゼントの平均価格が6万496円で、前年より2万円の増加だそうです。
夫や恋人に贈る予定のプレゼントの平均が2万8875円。こちらも前年より1万1534円増加だそうです。
贈るよりもらうほうが倍以上、ということに関するコメントは控えるとして、どちらも前年より大幅にアップしています。
ずっと鬱々とした気分の年末が続いていましたが、今年の年末はさすがに賑やかさが戻りそう。
明るい話題は大歓迎です。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20051108i513.htm
阪神タイガースを上場に関する是非をファン投票することは当面見送り(Sankei Web)
阪神電鉄の社長が記者会見で、ファン投票は当面実施を見送ると話しました。
「ファンにもいろんな層があり、アンケートは客観性、公平性の観点から非常に難しい」と説明したそうです。
この問題に関しては「自分で決める」のが基本と考えます。
ファンド側もそうだろうと思います。
でも、自分達で決めるけれども、ファンの声をアンケートという形で聞いてもいいんじゃないかと思います。
アンケートの客観性、公平性って、それ、調査設計のやり方次第でしょう。
「手法的に難しいからやれない」という意見はむしろ無責任な逃げと感じられます。
ファンにはアンケートして聞くけど、それを公表しなくてもいいし、どのような結果が出ても経営者としての解釈をしっかりと行えばいいことなんだけどなぁ。
「公共性」を盾にしているから、非公表というわけにはいかないか・・・。
http://www.sankei.co.jp/news/051107/kei101.htm
35歳で将棋のプロになる「編入試験」に合格(YOMIURI ONLINE)
将棋の世界は26歳までに合格しなければプロにはなれないという厳しい世界です。
26歳までにはなれなかった人が特別に編入試験を認められて、今回、その試験に合格したというニュースです。
「将棋の取材では異例ともいえる29社の取材陣が一斉に対局室になだれ込んだ。」ということです。
思わぬ注目を集めたわけです。
時代は「敗者復活」のドラマを求めているみたいです。
商品やブランドでもそうしたドラマが受け入れられる時代なんでしょうね。
新しい商品を一生懸命つくってもすぐに売れなくなってしまう時代です。
ですが、本当に「実力」があるなら、もう一度売れ始める、あるいは売らせてもらえる、そんなドラマが必要なんではないかと思います。
だから、どんな仕事もいい加減なことをしていちゃだめなんだよなぁ。
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20051106i415.htm
過去最高を記録するヌーボーは高級品に人気(Sankei Web)
17日が解禁日のボージョレ・ヌーボー。
今年は105万ケース(1ケースは750ミリリットル12本で換算)で過去最高の輸入量を更新するそうです。
その中でも「ビラージュもの」や「ドメーヌもの」と呼ばれる高級品が人気になりそうという予想です。
サントリーの分析では「通常の商品で飽き足らない愛好家が増えている」とのことですが、半分は輸入元としての期待も含んだ分析かしら。
ボージョレーというだけで世界的にブランド化されていますが、さらに高級な方向のブランドを構築しようとしています。
ビラージュはボージョレーのさらに限られた北部地区の村で算出されたワイン。
ドメーヌは醸造家が自社畑で栽培したブドウを使ったワインのことだそうです。
ドメーヌの方が「個人名」、固有名詞が加わる分、付加価値を高まると思われます。
実際にビラージュもドメーヌも同じくらいの価格帯ですが、ドメーヌのさらにこだわったものはさらに価格プレミアムがつくみたいです。
日本人はヌーボーの高級ブランド構築に最も貢献する国になりそうです。
http://www.sankei.co.jp/news/051105/kei063.htm
政府の税制調査会が酒税分類を3グループに抜本再編案(Sankei Web)
酒税は現在10分類。
それを3グループに再編しようという案です。
なぜそんなことをするかといえば、「第3のビール」のように酒税の税率格差を利用して、税金分の低価格商品を出されることを防止しようというのです。
抜け道を見つけて努力する企業とそれを防止する税務当局。
消費者のことを考えているのは明らかに企業のほうです。
税金を取りたいために、消費者の支持を得て売れれば売れるほど、その税率を上げたがる税務当局は、まぁ、ミッションが全然違う組織なので、仕方ないといえば仕方のないことですが・・・。
企業側としては税率の抜け道を利用するというやり方では、税務当局の裁量次第という不安定な要素から逃れられないことがはっきりしてしまいました。
つまり、税率格差を利用した低価格商品、という新商品開発戦略は労多くして益少なしってわけです。
http://www.sankei.co.jp/news/051103/kei038.htm
全国のスーパーの食品特売情報を検索できるソフト発売(asahi.com)
おもしろい。
全国のスーパー50社の計約4000店の特売情報を調べられるソフトです。
特売情報はチラシから入力します。
特売チラシが配られた当日の午前中に、全国各地の主婦ら「地域特派員」が最新情報を登録するそうです。
とてもおもしろい。
オープンな情報を利用しているところがミソですね。
著作権とかの問題もクリアしているでしょう。
消費者がチラシを見比べる手間を省ける、というのがソフトの売りのようです。
しかし、チラシを見比べる人にとって、その作業は別に苦痛じゃないような気がします。
ということは、これは消費者には受けないんじゃなかろうか。
価格比較サービスの対象が食品に広がることは「スーパーにとって脅威」と解説されています。
まったく逆でしょう。
このソフトはスーパーが買うと思います。
昔のスーパーが一番していたことの一つは、競合する店の価格を調べることだったわけです。
これは今でも必須。
それが、パソコンの前に座るだけで、全国規模で知ることができてしまいます。
便利じゃないですか。
本当にこのソフトが脅威なのは、ナショナルブランドメーカーです。
・・・ですよねぇ。
消費者にはあまり必要とされないけど、意外と買われそうなソフトかな・・・。
http://www.asahi.com/business/update/1103/014.html
銀座で唯一の超高層ホテル(YOMIURI ONLINE)
建ってますよ。
銀座8丁目ですぐその先は汐留の超高層ビル群ですから、実はそれほど目立たないのですけどね。
高さが121メートル。
上層階が361室の三井ガーデンホテル銀座です。(ちなみに下の階にはリコーが入ってます。)
客室からの眺望が売り物で、デザイン、こだわったグッズ、入浴しながら銀座の景色を見られるビューバスもあるそうです。
料金は1万6800円〜3万9900円(税込み、宿泊税別)で、ビジネス客がターゲット。
東京は超高級ホテルが次々に参入するホテルの大激戦市場ですが、銀座という立地はやはり大きなアドバンテージになるでしょう。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20051102i511.htm
鹿児島県酒造組合連合会が「薩摩」ブランドの保護申請へ(asahi.com)
保護指定というのは世界貿易機関(WTO)の協定に基づくものだそうです。
「産地」のブランドを世界的に保護するためのもので、基準を守らない焼酎は「薩摩」を名乗ることができなくなります。
こうしたブランド保護に厳しいのはワインやスピリッツが世界的なブランドとして通用している海外のものがほとんどだと思いますが、日本でも世界に通用するブランドとしての意識が芽生えてきたということでしょう。
基準は「鹿児島県産サツマイモを使う」「製造から瓶詰めまでを県内で行う」など4項目あるそうです。
こうした基準は厳しければ厳しいほうが消費者からすると信頼がおけます。
4項目の厳しさはどんなもんでしょうか。
焼酎ブーム、さらに本格焼酎ブーム、なかでも芋焼酎ブームです。
「ブームのピークはもう過ぎた」という声も強いようですが、ブームが過ぎようとしている今こそブランドを守っていこうという動きはタイミングとしてもいいと思います。
厳しいブランド基準は、むしろブームが去った後に、価格対応を図るために品質を犠牲にしてしまう誘惑から自らを戒める効果もあると思います。
http://www.asahi.com/business/update/1101/154.html